暖炉の上に絵を飾る方法を知りたいと思っていませんか?
この記事では、暖炉のマントルピース(炉棚)の上に絵を飾る簡単な方法や理想的な高さをご紹介しています。
マントルピースとは、暖炉の前部分の飾りのことで、インテリアで注目されています。
暖炉の前は暖まることができる場所であるとともに、家族で集まってゆったりとした時間を過ごせる場所です。
暖炉の上に素敵な絵を飾って楽しい時間を過ごしたいですね。
☑目次
- 暖炉の上に絵画を掛けることはできる?
- 暖炉の上に絵を飾る方法【マントルピースの飾り方】
- 暖炉の上に絵を飾りたい!インテリアの簡単なコツ
暖炉の上に絵画を掛けることはできる?
薪の暖炉、石積みの暖炉、ガス式暖炉、電気式暖炉のいずれであっても、暖炉の上に絵画を掛けることができます。
暖炉の熱の影響を受けにくい場所に飾れば、絵画作品を長く楽しむことができますよ。
暖炉を使っている時に熱くならない位置の壁を選んで、絵画を飾りましょう。
暖炉の炉棚の上に油絵を飾ることはできますか?
油絵は、制作されてから時間が経ち、十分に乾いている作品であれば、暖炉(マントルピース)の上に飾ることができます。
暖炉の上側から間隔を十分に空けて飾れば、通常は作品が燃えることはありません。
暖炉の上に絵を飾る方法【マントルピースの飾り方】
暖炉の上に飾る絵の選び方
暖炉のある部屋のインテリアの印象に合う絵を選びましょう。
部屋のインテリアのテイストと絵のテイストを統一すると、洗練された印象になりますよ。
暖炉の上に掛ける絵のサイズ
暖炉の上に掛ける絵のサイズについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
暖炉の上に絵を掛ける高さ
暖炉の上に絵を掛ける時は、目線の高さより少し上になるように絵を掛けましょう。
絵の下側が暖炉前の床(暖炉の床が、部屋の中に張り出している部分)から1.45~1.55m(57~61インチ)の高さになるように掛けましょう。
天井が高い部屋であれば、マントルピースが高い位置まである場合には、少し高い位置に絵を掛けてもいいでしょう。
部屋全体のインテリアのバランスが良くなるように、天井と絵の上部との間に十分な間隔を空けて飾りましょう。
この時、下記のことを必ず確認しましょう。
- 絵の下側と暖炉の開口部との間隔が十分に空いていること。
- 暖炉を使っている時に、アート作品が熱くならないこと。
絵を飾る高さについては下記の記事で詳しく解説しています。
こちらもあわせてご覧ください。
マントルピースの上に絵を掛ける時の高さ
マントルピースの上に絵を掛ける時は、マントルピースの上から約10~25cm(4~10インチ)離して壁に絵を掛けましょう。
マントルピースと絵の間にスペースがあると、部屋全体のインテリアのバランスが良くなります。
暖炉の上に絵を掛ける手順
それでは、暖炉の上に絵を掛ける具体的な手順を解説します。
- 暖炉の上の壁に絵を掛ける位置を決めます。
絵の下側が暖炉前の床から1.45~1.55m(57~61インチ)の高さに掛けるのがいいでしょう。
- 絵の額やキャンバスの後ろに、壁に固定する紐を取り付けます。
絵や額の重量に耐えられる丈夫な紐を選びましょう。
- 絵を掛ける金具を付ける暖炉の上の壁に、工具で穴を開けます。
石積みの暖炉、岩の暖炉、レンガの暖炉、コンクリートの暖炉の場合には、ドリルを使って穴を空けましょう。
- 壁に空けた穴に金具を付けます。
必ず絵や額の重量に耐えられる金具を使いましょう。
特に額入りの絵は重いです。
- 絵の額やキャンバスの後ろの紐を、壁の金具に引っ掛けて固定します。
- 完成です。
油絵の飾り方について詳しく知りたい場合は、下記の記事をぜひご覧ください。
暖炉の上に絵を飾りたい!インテリアの簡単なコツ
暖炉の上に絵を飾りる時のインテリアの簡単なコツをご紹介します。
大きな絵をマントルピースの上に掛ける。
暖炉のマントルピースの上に大きな絵を掛ける時は、暖炉の開口部より幅の狭い絵を選びましょう。
部屋の印象に合う絵を飾ると素敵ですよ。
2つの絵を並べて飾る。
大きな暖炉の場合は、2つの絵を並べて掛けてもいいでしょう。
同じサイズの絵を横に並べて飾ると、おしゃれな印象になります。
2つの絵を飾る時の配置について詳しく知りたい場合は、下記の記事をご覧ください。
>> バランスのいい絵の飾り方ー複数の絵画を飾る配置も知りたい。
暖炉の両側の壁にアートを掛ける方法
暖炉の横にアートを掛ける時は、暖炉の左右から十分な間隔を空けて飾りましょう。
アートは目線の高さより少し上に掛けますが、アート作品の下側が炉棚の上になるように配置します。
あまり低い位置にアートを掛けると、暖炉の熱によって作品が傷む可能性があるためです。
暖炉の上に素敵な絵を掛けて、ゆったりとくつろげる空間を作りたいですね。