部屋に飾る油絵の額縁をどうやって選んだら良いのかと気になっていませんか?
油絵を額縁に入れて飾るなら、あなたの部屋のインテリアに合う額縁を選びたいですよね。
この記事では、油絵に合う額縁を選ぶ簡単な方法を解説しています。
この記事を読むと、額縁のサイズや色の選び方が分かります。
あなたの部屋に飾る油絵に合う額縁がきっと見つかります。
☑この記事の目次
- 油絵のキャンバスに合う額縁のサイズの選び方。
- 油絵を引き立てる額縁の色の選び方。
- 油絵に合う額縁を選んで素敵なインテリアにしよう。
油絵のキャンバスに合う額縁のサイズの選び方。
油絵を額縁に入れる時には、油絵用の額縁である「油彩額縁」を選びます。
油絵を入れる額縁を選ぶ時には、まず作品のキャンバスのサイズを確認します。
絵画の号数が分かっている場合は、キャンバスの厚みを測ります。
キャンバスのサイズの測り方
油絵のキャンバスの縦の長さ、横の長さ、厚みをメジャーで測ります。
キャンバスの縦横の長さを測ると、絵画の号数が分かります。
絵画の「号数」は、キャンバスの縦横の長さをアルファベットと数字で表しています。
たとえば、「F5」号とはどのサイズでしょうか。
F5の「5」号は、キャンバスの長い辺が35cmであることを表します。
F5の「F」サイズとは、キャンバスの短い辺と長い辺の比率を表しています。
F5号の場合には、短い辺の長さは27cmです。
キャンバスにはF、P、M、Sなどの型があり、それぞれ縦横の比率が決まっています。
キャンバスの縦横の長さから号数を調べる時は、日本絵画標準サイズ表をご覧ください。
額縁を選ぶ時は、額縁が作品の厚みに対応していることを必ず確認します。
額縁のサイズが合わない時は?
額縁のサイズが作品に合わない時は、額縁を選び直すことが必要です。
額縁を選ぶ時には、作品の大きさを必ず確認しましょう。
油絵の額縁の色の選び方
油絵の額縁は、作品に合う色を選びます。
一般的に、下記の5色の額縁は似合う絵が多いです。
もし額縁の色選びに迷ったら、この5色から選ぶのがおすすめです。
ゴールド、黒、茶色、白、シルバー
額縁の色を油絵に合わせてみて、絵の印象に合っていることを確かめてから決めましょう。
絵と額縁の相性を知りたい
暗い色の絵の場合は、ゴールドや黒、茶色の額縁を選ぶと落ち着いた印象になります。
白い壁やグレーの壁の場合は、これらの5色のいずれの色の額縁でも飾ることができます。
額縁の色を選ぶ時は、額縁を付けた時に作品の色が魅力的に見える色を選びましょう。
額縁を選ぶにはセンスが必要?
どんなデザインの額縁に入れるのが良いかと迷っていませんか?
額縁は同じ色でも、枠の幅によって印象が大きく変わります。
太い枠の額縁に飾ると、絵画の存在感が重みが出て、落ち着いた印象になります。
細い枠の額縁に飾ると、現代的で軽やかな印象になります。
軽やかで現代的な印象の絵画は軽いデザインの額が似合います。
一方、重厚感のある絵は、重みがあるデザインの額が似合います。
絵画の印象に合ったデザインの額を選びましょう。
絵を引き立てる額縁とは?
油絵の額縁の全面には、作品をカバーするガラス板またはアクリルの板が付いています。
インテリアとして油絵を飾った時に、絵が綺麗に見える額縁を選びたいなら、ガラス板のカバーの額縁がおすすめです。
ガラス板は油絵が自然に見えて、インテリアとしての印象が良くなります。
その理由は、ガラス板はアクリル板よりも反射する光が自然に映り、油絵がキレイに見えるからです。
アクリル板はガラスとは違って割れないことはメリットです。
しかし、光の反射がガラス板ほど自然に見えないことに注意しましょう。
油絵の表面の筆のタッチや凸凹を楽しみたい場合は、ガラス板やアクリル板が付いていない額縁に入れて飾ります。
油絵に合う額縁を選んで素敵なインテリアにしよう。
額縁に入れるべきか?額縁に入れて飾る意味。
部屋のインテリアによっては、キャンバスのままで油絵を飾るよりも額縁に入れた方が部屋に合う雰囲気を演出できます。
また、額縁は絵画を保護する意味もあります。
額縁に入れて飾った方が部屋の雰囲気に合う場合は、額縁に入れて油絵を飾るのがおすすめです。
参考までに、油絵を飾る時の注意点を下記の記事で解説しています。こちらもぜひご覧ください。
油絵がキレイに見える額縁を選ぶ
油絵を入れる額縁は、「絵の印象に合っているか」を基準に選んでくださいね。
油絵を額縁に入れて飾る時は、照明の当て方も工夫したいですね。
絵がキレイに見える照明の当て方は、【絵画を照らす照明】絵がキレイに見えるライトを選ぶには?に書いています。こちらもご覧ください。
あなたのお部屋に合う油絵の額縁を選んで、素敵なインテリアにしてくださいね。