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ブログ 油絵の飾り方と飾る場所で注意すること6つ

油絵の飾り方と飾る場所で注意すること6つ

a painting on canvas

油絵の作品を長く楽しむためにも、油絵の飾り方や家で飾る場所についての注意を知っておきたいですよね。

油絵の劣化防止や絵画の日焼け防止には、絵の飾り方の注意点を知っておくと役に立ちますよ。

油絵を飾る時や飾る場所で注意したいことをまとめました。

お部屋に油絵を飾る時は、ぜひご覧ください。

☑この記事の目次

  • 油絵の飾り方や飾る場所で注意すること
    • 日光の当たるところに油絵を飾ってもいい?
    • 暖房器具やストーブの上に油絵を飾ってもいい?
    • 火を使う場所の上に油絵を飾ってもいい?
    • 湿度の高いところに油絵を飾ってもいい?
    • 油絵を壁に掛ける時に穴を開けても問題ないかを確認しよう。
  • 大きい絵画の飾り方で注意すること
    • 額に入れて飾る時は、金具の耐荷重を確認しよう。
  • 油絵の作品を長く楽しもう。

油絵の飾り方や飾る場所で注意すること

a beautiful living room

直射日光(紫外線)、高温、多湿、水分を避けて油絵を飾ることで、作品を長く楽しむことができます。

油絵の劣化や絵画の日焼けを防ぐために、飾る時に注意したいポイントを見ていきましょう。

家で絵を飾る場所を決める時には、ぜひ確認してくださいね。

(1)日光の当たるところに油絵を飾ってもいい?

油絵の日焼け防止のためには、直射日光の当たるところを避けて飾りましょう。

油絵は耐久性のある画材です。

しかし直射日光が作品に当たると、油絵が変色したり退色することがあります。

市外線(UV)が絵に当たるのを防ぐアクリルカバーが付いた額に入れたり、紫外線の影響を防ぐニスをキャンバスに塗ることはできますが、紫外線の影響を多少受ける可能性があります。

絵がキレイに見えるライトを選びたい時は、下記の記事がおすすめです。こちらもぜひご覧ください。

>> 【絵画を照らす照明】絵がキレイに見えるライトを選ぶには?

(2)暖房器具やストーブの上に油絵を飾ってもいい?

油絵は熱くなると傷みやすくなるので、暖房器具やストーブから離れた壁に掛けましょう。

絵画の劣化防止のためには、熱くなりすぎるところに飾るのは避けましょう。

暖房器具の上はとても熱くなります。

暖房器具から少し離れていても熱さが作品に伝わりやすいので、気を付けましょう。

リビングの絵の詳しい飾り方は、「リビングにぴったりな絵画の飾り方と選び方を知りたい」に解説しています。こちらもぜひご覧ください。

(3)火を使う場所の上に油絵を飾ってもいい?

作品をキッチンやリビングに飾る時は、火を使う場所から離れた壁に掛けましょう。

キッチンのガスコンロやストーブ、暖炉など火を使う場所の上に油絵を飾ると、額に入れていても作品に熱が伝わってしまいます。

火を使う場所の近くに油絵を飾ることもおすすめしません。

キッチンの絵の詳しい飾り方を知りたい方は、「キッチンに飾る絵は何がいい?おしゃれに見せる飾り方も解説」で紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

(4)湿度の高いところに油絵を飾ってもいい?

バスタブのあるところなど湿気の多い場所を避けて、油絵を飾りましょう。

湿気が多い場所に飾ると、作品にカビが生える原因になります。

額に入れずにキャンバスをそのまま飾ると、湿気による影響を特に受けやすくなります。

また、洗面所の洗面台や台所のシンクの近くなど水しぶきが飛ぶ場所に飾るのは避けましょう。

水しぶきが付くと、作品が傷みやすくなってしまいます。

トイレの絵の詳しい飾り方は、「トイレのインテリアにおすすめの素敵なアート絵画の飾り方」に書いています。こちらもあわせてご覧ください。

(5)油絵を壁に掛ける時に穴を開けても問題ないかを確認しよう。

ヒートンなどの金具を使って油絵を壁に掛ける時は、壁に穴を開けることが必要です。

賃貸物件に住んでいる場合は、賃貸契約によっては壁に穴を開けると現状復旧が必要となることがあります。

油絵を壁に飾る時は、賃貸契約を事前に確認することをおすすめします。

壁を傷つけずに、油絵を額なしで飾る方法を知りたい方は、「油絵を額なしで飾る方法【簡単にできる】」をご覧ください。

大きい油絵を飾る方法の注意

a large wall painting art above a sofa

大きい絵画の飾り方での注意点をまとめました。

大きい絵画は重いので、壁掛けで飾る時は飾り方に注意しましょう。

(6)額に入れて飾る時は、金具の耐荷重を確認しよう。

大きい油絵を額に入れて飾ると、とても重くなります。

金具や紐は、どれくらいの重さまで金具が耐えられるかを表す「耐荷重」が決まっています。

重い額を掛ける時は、額の重さに対応できる金具や紐を使います。

三角吊カンやヒートン(フック)、紐の耐荷重を必ず確認しましょう。

目安として、キャンバス20号の本体の重さは約1kgです。キャンバス30号は約1.5kgです。
(キャンバスによって、重さは異なる場合があります)

額に入れて飾る時は、このキャンバスの重さに額の重さが加わるので、けっこう重くなります。

参考までに、あなたの部屋に合う油絵の額の選び方を下記で解説しています。こちらもぜひご覧ください。

>> あなたの部屋に合う油絵の額縁の選び方

油絵の作品を長く楽しもう。

see a beautiful scene

ここまでで油絵を飾る時に注意したいことをまとめました。

直射日光(紫外線)、高温、多湿、水分を避けて油絵を飾ることで、作品を長く楽しむことができますよ。

ぜひお気に入りの油絵の作品を大切にしてくださいね。

参考までに、初心者向けに絵画を購入する時に知っておきたいことを下記の記事にまとめました。

お役立ち情報こちらもぜひご覧ください。

>> 初心者が知りたい絵画購入ガイド【注意点5つ】

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